森のジャズライブは2019年をもって終了いたします

箕輪町大出区の平林森林公園にて、森のジャズライブを6年間してまいりましたが、昨年2019年をもちまして、当地での森のジャズライブの活動を終了することといたしました。

森ジャズにお越しいただいた皆様、森ジャズを支えてくださった皆様、ともに森ジャズを作っていただいた地域の皆様、仲間たち、みなさまと毎年素晴らしい森の一日を作れましたことに、心から感謝申し上げます。

 

父と二人で近所の森を整備するところから始まったこの取り組み、せっかくいい場所が地元にあるのだからぜひ地元の人に知っていただきたいと、そこから6年会毎年手弁当に近い形でご参加いただいたミュージシャンの藤井政美さんらをご紹介いただき、5月の新緑の森でのジャズライブを継続してまいりました。

 

当初は冬の間に落ちた枝拾いや、草刈りなど準備に一か月近くかかっていたものが、地元大出区の皆様の強い応援を頂き、例年草刈りや虫よけなど、大幅に準備をお手伝いいただくのみならず、ベニヤ板を組んで作っていた舞台を常設の木製の舞台にしていただいたり、協賛までいただくなど、強い地元の応援のおかげで、私たちも数日の準備で実施できる体制が組めました。

隣接する養命酒製造㈱様には、例年駐車場を快く貸していただき、またタカノ㈱様からは受付用のテント、発電機、椅子などを毎年ご厚意でお借りさせていただきました。ドラマーの山口さんと、大出区のそば打ち団体「山口元気会」のまさかの山口コラボは忘れられません。

 

そんな森ジャズを6年間続けることで、無名だったこの場所が、地元の人が日々使ってくれる公園になってきました。

私たちの最初の思いである、せっかくいい場所が地元にあるのだから、ぜひ地元の人に知ってもらいたいということが大分達成されたように思います。そこで、ここでこの場所での活動は一区切りにしようと決めました。

 

私たちの地元伊那谷には、あまり知られていない、少し手を入れればいい場所になる、そんなところがまだまだあるように思います。そんな場所にフォーカスして、地元が良いところを見つけて楽しみたいと考えています。

次はどんな場所で、どんなふうに楽しむのか、森ジャズの形ではないかもしれませんが、また皆さんに会えるのを楽しみにしています。

 

2020年4月1日 森のジャズライブ実行委員会 代表 土岐